庭の剪定はだれがやる?
長野の庭は結構大きい。そして和風である。
埼玉の小さい庭とはわけが違う。
そして毎年10月末ともなれば、庭師がやってきて二人がかりで
数日かけて松やとがの木などをシャカシャカ切る。
背が高い木も多いし、
父の代には
庭師に任せっきりだったと思う。
だが、である。
せっかく田舎暮らしを始めたのだから、自分で剪定もしてみたいではないか。
松の剪定は特に素人にはむずいと聞いていたけど、
それは、今は昔の物語。
現代にはネットというありがたいものがあるのだ。
しかと勉強して、背の低い松の木の剪定に挑戦した。
松の木のにおいをかぎながら
四方八方から眺めては形よく剪定していった(つもり)
格闘すること、約2時間。ビフォーアフターの写真がないのが残念だけれど、
我ながら、千円床屋に行ってきたオットの頭くらいには仕上がった。
あとの木もなんとかなりそうだし、
今年は思い切ってプロに頼むのは残りの背の高い2本の松のみにした。
そのように庭師に電話で頼むと、たぶんかなり気を悪くしていた感じ。
田舎では昔からの付き合いがあるから
なかなかそういうことを切り出すのはなかなか
勇気がいるのだ。
しかし、こちとら、お気楽な別荘住まいゆえ、余計な気を遣うことはやめた。
他の木もきれいにそろえすぎている感あり。
とがもきれいな円柱形にする必要があるのだろうか?
帆掛け船の形とか、人工的過ぎて飽きるし、おまけに赤い実もならない。
もっと自然な樹形が私は好きだ。
だからこれから少しずつ手を加えて、庭師に
うん、これもありか?といわせるような庭を作っていけたらいいな
と思っている。
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