星野道夫の世界
星野道夫が好きだ。というか彼の見た世界にあこがれる。
彼は写真家であり、冒険家であり、ライターである。
アラスカに憧れ、アラスカの大学で学び、アラスカに暮らし、
若くして取材中にロシアでクマに襲われ命を落とした。
自然を愛した星野氏らしい。といえば簡単だけれど
結婚して家族を持ってこれからというときだった。
今日は恵比寿の東京写真美術館に彼の写真展を見に行った。
写真から感じたことは、星野道夫は自然と一体化していたのではないか
ということだ。
ニンゲンという鉄砲をまとった人種より、自然の中で生きているくまの方に
近かったように思う。
クマに襲われて命を終えたのもごく自然の成り行きだったのかもしれない。
アラスカの海と空が私の住んでいる日本のその遠い先に存在していて、
そこに星野氏が撮ったあの自然があるとしたら、いつかいってみたい。
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