雑草と私 その3



これはイヌタデという雑草です。

よくみるとなんともかわいいではないか!

実は雑草に対する私の思いはここにきて

変わってきたのだ。

狂ったように雑草を退治した夏。

その頃、雑草は戦いの相手だった。

しかし、ここにきて気温が下がると

ほとんどの雑草はその勢いを止めた。

うれしいと同時に

何だか拍子抜け?

そして地面にはいつくばって

けなげに咲いているこの繊細な花。

名前はなんというのだろう、

私としたことが雑草の本まで買ったしまった。

そしてまず、最初に覚えたイヌタデ。

ヘクソカズラ、なんてひどい名前を付けられたかわいそうな草もある。

オオイヌノフグリ(漢字で書くと)大犬の陰嚢とかいうのもあるぞお!

雑草の身になって考えてみよ、なんとひどい仕打ちだ。

な、な、なんと、この私が雑草の味方になってしまった?

これも雑草になやまされることのない

一時の余裕のなせる業か?

来年の夏になったら、

今日の友は明日の敵ってな具合になるのだろうか。

雑草君、

来年の夏は、お手柔らかにお願いします

Sama2 - Dual life

あなたと自然がつながる場所・長野県 長和町での日々のかけら

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