収穫、収穫!お盆時期

ある日の朝,かごにあふれんばかりに採れた野菜たち。

ピーマンは一本しか植えてないのに、次から次へと大きな実がなる。

お盆のてんぷらにしたり、おひたしにしたり、みそ味でいためたり、

スパゲッティに入れたり、大活躍。

トマトも甘い。

実はあこがれていた。

朝どりの甘いトマトを食べること。

ほんの10センチほどだった苗がドンドン背が伸びて、今では私より大きくなりました。

大地ってすごいなーと素直に感動。

もちろん草をとったり、脇芽をつんだり、肥料を月に一度くらい上げたり、米ぬかをあげてみたり。


毎朝、野菜たちの顔を見に行くのが楽しみになってくる。

早朝、6時前から草刈り用の道具と収穫用のかごと鋏を持って

30分位は家の前にある畑ですごします。

これって贅沢なことじゃないですか。


ただ、ある日の朝、事件は発生した!

いつものようにかごを片手に畑に向かうと、

半分に食いちぎられたトマトが2つ、無残にも地面にころがっているではないか。

そろそろ収穫の時、と楽しみにしていたのに。(´;ω;`)

聞けば、近所のお宅もトマトをやられた、と。

山からえさを求めてやってきた犯人はだれなんだろう。

次の日からはしばらくのあいだ、赤いトマトは大事に新聞紙でくるみました。

むかっときたけど、

山の動物にもおすそ分けできた、と

太っ腹に考えることにしよう。


今年は野菜がめっぽう高値だ。

でも、この野菜たちと近所からいっぱいいただく、

キュウリ、モロッコ、ズッキーニなどのおかげで、我が家の食卓は野菜いっぱいです。

こんな田舎で一生と過ごすなんてとんでもない

と大学から東京に行ってしまった私。

でも小さい時から両親が畑で働く姿を見てきたから

まんざら土と無縁だったわけじゃないし。

やっぱり自分は農家のうまれだったんだ、と今

自分のルーツを実感している。



Sama2 - Dual life

あなたと自然がつながる場所・長野県 長和町での日々のかけら

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